旧統一教会に解散命令

 先日旧統一教会に解散命令が出た。私が同教会の存在を知ったのは50年も前のことだ。特異な勧誘方法で、2,3の友人が入会した。その後も強引な勧誘や詐欺的寄付集めや個人の人権を無視しているかのような合同結婚式が問題となった。教義ではなく、教祖や信者の行為が問題となった。

 信教の自由は侵しがたい。宗教法人は本来国がやるべき(精神的)福祉を代わりにやっている、という憲法上の理解から、宗教法人は税務などで特典を得ている。ただ、同教団だけでなく他にも問題を起こす宗教法人はある。解散命令まで50年(あるいはもっと)とは、宗教にはいかに手を付けにくいということか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ