中国長期金利下落・日中逆転

 中国長期国債の利回りが引き続き低下している。2024年12月3日の日経の小さな記事に、30年債の利回りが日中で逆転したことが報じられた。その後も低下は続き20年債も逆転した。いずれも2%弱の水準だ。こちらはやや大きく取り上げられた。

 中国は不動産に限らず全般に不況かつデフレ傾向であり、日本はインフレにより日銀の利上げが見込まれている。日中とも1%台の10年債もそのうち逆転するのではないか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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