スタートアップに中高年転職

 スタートアップに転職する中高年が増加している。20代、30代を押さえて、40代以上は2022年に比して80%増加している。さらに転職により収入が増加した割合も50%に達しているそうだ(12月22日日経)。

 スタートアップの創業者周辺は、溢れるアイディアと寝ないで働く熱意がある。しかし組織を運営していくために必要な経験とノウハウを欠く。ときどき最低限の礼儀も欠く。これらの点を中高年が補完してやれば、スタートアップの成功率も高まるだろう。新たな活躍と収入の場を与えられる中高年にとってはもちろん、スタートアップにとっても喜ばしい限りだ。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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