ボーイング大幅賃上げ
ボーイングは組合のストに負けて、4年で35%(単純年8%超!)もの賃上げを提示した。他方、同社は航空機に不具合が見つかったり、納期が遅れたりして、業績としては9,400億円もの赤字を出した(10月24日日経)。それでも組合員は、防衛・航空という排他的な市場で支配的な地位を占めている同社が、潰れることはないと思っているのだろう。
親方日の丸なのに(だから?)ストをやった旧国鉄の「遵法スト」を思い出す。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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