中国株大反騰

 中国株が大反騰した。政府の景気刺激策が好感されて、中国株アンダーウエイトが急激に巻き戻されているとのことだ。株式アナリストではないので多言はしない。ただ、政府の経済対策で、目先的には不動産バブルの崩壊、長期的には生産年齢人口の減少といった、中国の抱える構造問題は解決するのだろうか。解決の痛みを先送りすることになるだけなのではないだろうか。かつての日本のように。

 住まない家は売れないし、生まない子供は生産しないのではないか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ