さよなら中国

 中国深圳で暴漢に刺された男児が死亡した。このことが進出企業の中国撤退に直接結び付くことはないだろう。しかし家族は動揺する。特に小さな子供を持つ母親は帰国を強く希望する。

 これに対して中国外交当局は「どの国でも起こりうる事件の一つ」と事実ではあるが、言ってはならないことを言ってしまった。外交はわかるが人情はわからないらしい。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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