ネット銀行口座4,000万

 楽天など主要ネット銀行の口座数が合計で4,000万となり、メガバンク合計の半分となった。半面、信用金庫を含む地域金融機関は残高を減らしているところもある(8月28日日経)。メガバンクはいわば社会インフラだから黙っていても預金が流れ込むルートがある。

 しかし、地域金融機関側は防戦しないと飯のタネである預金がなくなってしまう。ネット銀行による浸食の他にも、相続を契機に預金はメガや信託銀行に流れてしまう。なんとかしようという動きはあるが効果としてはどうなのだろう。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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