地銀政策保有から純投資へ
地銀では保有株式の保有目的区分を、政策投資から純投資に振り替える動きが盛んだそうだ(7月11日日経)。純投資にして機動的に売るためとの説明と、政策投資から外して機関投資家からの売却圧力をかわすためとの評価もあるようだ。
保有目的区分を変えても、リスクが高くリターンの少ない資産である株式を持つことに変わりはない。バブル崩壊の際、銀行は不良債権の増加と同時に保有株式の下落の両方に苦しんだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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