自動車不正の本質は?
自動車メーカー5社の不正問題の本質は何なのだろう。トヨタをはじめ大手メーカーが揃って不正をした。他方不正の謝罪と同時に安全性に問題がないことも明らかにしている。規制自体が時代遅れになっていて、車の安全性を担保する機能を失っているのではないか。メーカーよりも再考すべきなのは規制当局なのかもしれない。
企業の内部監査においても、指摘の矛先は現場である営業部店に向きがちだ。しかし、人事管理であれば人事部、コンプライアンスであればコンプライアンス部、安全管理であれば安全管理部こそが指摘されるべきケースも多いと思われる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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