よく見る夢

 よく見る夢のひとつに、ホテルの部屋番号を忘れて自分の部屋に帰れない、というのがある。現実世界では、キー(ケース)に番号が書いてあるから、忘れるということ自体ありえないが。
 もうひとつ似た夢としては、目的地への行き方がわからない、というのがある。例えば、今秩父にいて銚子に行く必要があるのだが、どの路線をどう乗り換えていくのかがわからない、というものだ。適当に出発すると途中で迷って同じところをぐるぐる回っている。これも現実世界では、ネットで調べればなんでもないことだ。
 これらの夢は何かを暗示しているのだろうか。人生において、自分の立ち位置や目的を見失っているということなのだろうか。まあ、寝汗をかくほどの悪夢でもないので特に研究もしていないが。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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