アフガン戦争終了

 米国軍の撤退でアフガン戦争が終わった。米国の投入費用は累計250兆円と試算されている。日本の国家予算の2年分以上だ。死者は2000人を超える。
 米国が、これだけの犠牲を払って、国外のあちこちに出張して、「自由」や「民主主義」を守ってくれることはもう期待できない。日本を含み西側諸国は防衛の自立をより強く求められる。アフガンで戦死した若者の親は、「息子は何のために死んだのか」ずっと煩悶することになるのだろう。ベトナム戦争でもそうっだただろう。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ