介護の選択肢

 SOMPOジャパン系列の介護事業者SOMPOケアは、在宅のままで老人ホームにいるようなサービスを提供しているそうだ。また、従業員教育に力を入れてきた結果、離職率が他社の半分くらいになっているそうだ(今週号週刊ポスト同社遠藤社長インタビュー)。同社は介護職員の年収を100万円増額するとの報道もある(読売新聞オンライン)。
 老後の過ごし方(介護のされ方)に選択肢が増えるのは、高齢者にとって心強いだろう。介護職員の処遇が改善してその定着率が向上すれば、介護の質も向上するだろう。同社の取組に注目したい。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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