株主総会気候変動QA
株主総会に向けての想定QA作りも最終場面を迎えていることだろう。今年の注目は気候変動に関する会社方針ではないか。環境保護団体が最小単位の株式を買って、二酸化炭素大量排出企業やその応援企業(銀行、商社など)に乗り込んでくるかもしれない。昨年のみずほFGの総会のように。
環境保護団体の主張は正義である(トランプはそうは思っていなかったが)とされる。正義を主張する人は、場合によってはもっとも始末が悪い。会社は生き物だ。理想とおりに舵は切れないものだ。言質をとられず、立ち往生もせず、という難しい応答を迫られる企業もあるだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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