同期の桜
桜が散る頃になると、戦争世代でもないのに、軍歌「同期の桜」を思い浮かべる。1番の歌詞の後段は「咲いた花なら散るのは覚悟。見事散りましょう、国のため。」である。もちろん特攻隊員の本心ではなく、戦時中、国家が国民に期待した虚像だろう。ここから連想される「日本は、放っておくと、国民を戦争に駆り立て、隣国を侵略するような国家である」という国家観は、日本国憲法前文に表れている。そして、この国家観を、いまだに活動の基盤とする政党やメディアがある。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.03.11
奈良 正哉
テスラ変調
世界中でテスラ車が売れなくなってきているようだ。不買運動まで起きている。テスラ社の株も暴落している…
-
2025.03.10
奈良 正哉
脱炭素ファッション
脱炭素への取組は経営ポリシーからファッションに格落ちした印象を受ける。ファッションだからまた流行る…
-
2025.03.05
奈良 正哉
曽野綾子さんが亡くなった
曽野綾子さんが亡くなった。自分の書く文章の手本にしていた人だ。美智子上皇后も卒業された聖心女学院の…
-
2025.02.28
奈良 正哉
三井住友銀行年功序列を全廃
三井住友銀行は年功序列を全廃するそうだ(2月28日日経)。経験的にはすでに大手銀行に年功序列はない…