同期の桜
桜が散る頃になると、戦争世代でもないのに、軍歌「同期の桜」を思い浮かべる。1番の歌詞の後段は「咲いた花なら散るのは覚悟。見事散りましょう、国のため。」である。もちろん特攻隊員の本心ではなく、戦時中、国家が国民に期待した虚像だろう。ここから連想される「日本は、放っておくと、国民を戦争に駆り立て、隣国を侵略するような国家である」という国家観は、日本国憲法前文に表れている。そして、この国家観を、いまだに活動の基盤とする政党やメディアがある。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.04.07
奈良 正哉
株式投資の理由
株価の暴落が止まらない。今株式投資をする「よすが」は、配当ということになろうか。大手優良企業でも、…
-
2025.04.04
奈良 正哉
アメリカ時代の終わり?
トランプ関税のおかげで世界中の株価が暴落している。アメリカ経済への打撃はもちろん、隣国や欧州から特…
-
2025.04.02
奈良 正哉
旧統一教会に解散命令
先日旧統一教会に解散命令が出た。私が同教会の存在を知ったのは50年も前のことだ。特異な勧誘方法で、…
-
2025.04.01
奈良 正哉
フジHD第三者委員会公表
昨日、フジテレビはゴールデンアワーを使って第三者委員会の調査報告書を公表していた。テレビの好きな人…