日銀+政府で地銀統合を後押し
日銀は、経営統合をしようという地銀にご褒美金利として+0.1%をつける(11月11日日経)。これはもはや金融政策ではなく間接的な経営介入だろう。日銀だけなら「余計なお世話」として無視することもできただろうが、今度は政府が、経営統合をする地銀の統合費用を補助することにした(11月13日日経)。ここまでくるとさすがに地銀経営者も無視はできない。菅総理は抽象論ではなく具体論で攻めてくる。地銀経営者にとっては恐ろしい人が総理になったものだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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