若年層失業率と生産性
先進国の15-24歳の失業率は、スペインの40%超を筆頭に、イアリア、カナダ、フランスなどが約20%、他国も軒並み10%を超える。対して日本は5%程度である(9月24日日経)。職がない、したがって金もない、コロナでどこにも行けない。となったら、欧米の若者が、ノーマスク乱痴気パーティーに結集する気持ちもわからないではない。ちなみにスペインはコロナ感染者数西欧最多である。
日本は生産性が低く、アベノミクスによってもさしたる改善は見られなかったし、先進国上位との差は広がっている。ひょっとしたら、日本は、あうんの呼吸で職や賃金を分け合うことで低失業率・低賃金社会を実現しているのだろうか。そうした分析を見ないからたぶん間違っているのだろう。低失業率・高賃金のドイツを説明できないし。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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