つみたてNISAで偏った投資
つみたてNISAの資金流入額順位では、日本株指数投信がまず上位を占め、米国株指数投信がこれに続く。日米株の指数投信で上位5位を占める(9月25日テレビ東京MS)。日米株は、相場変動が毎日伝えられるから、投資をしている感覚を得やすいし、わかりやすいのだろう。ただ、こうした偏った投資はすぐにやめた方がいい。世界株、世界債券、その他資産に分散するべきだし、つみたてNISAにはそうした投信もある。
かつて、上場企業に勤めて、「リスクのある投資はやらない」として、従業員持ち株会だけをやり、ローンで通勤に便利なマイホームを買った多くのサラリーマン。バブルがはじけて、勤め先が倒産して収入がなくなり、その会社の株式は紙くずになり、日本の不動産は暴落した。ただし、ローンだけは残った。こうした無自覚の偏向投資を避けなければならない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.02.05
奈良 正哉
一罰百戒が行き過ぎても
最近は選んでフジテレビを見ている。CMはあいかわらずACと番宣だが、番組中のフジ社員の表情は暗くな…
-
2025.02.04
奈良 正哉
「まじか?!」
「まじか?!」ということでトランプ関税にショックを受けて暴落した昨日の東京市場。しかし一夜明けて、関…
-
2025.02.03
奈良 正哉
安定配当重視
安定配当志向は最近始まったわけではない。前から、会社としても減配に対する抵抗感は強かった(1月25…
-
2025.01.31
奈良 正哉
フジ社外取締役緊急提言
フジ社外取締役は連名で緊急提言をした。いまさら中途半端でありかつ遅きに失するのではないか。これまで…