女性登用率
菅内閣の女性閣僚比率は、21分の2で約10%。1部上場企業の女性取締役比率は約7%(9月5日日経)。政治のほうが民間より少しまし、という程度である。民間企業で女性取締役を内部登用するのは難しい。お年頃の女性管理職がそもそも少ない。まさか入社10年目の女性係長を取締役に抜擢するわけにもいかない。対して、政治の世界では、当選回数が若い議員を閣僚に抜擢することはよくある。民間からの登用も可能だ。女性活躍はIT化と並んで政治上の金貨玉条だから、まずは内閣の布陣でお手本を示したらどうか。菅2次内閣に期待する。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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