投資信託は儲からなくなってきた?
資産運用会社の収益は、報酬率の低下によって悪化している(8月6日日経)。そこで運用されている投資信託の販売手数料は、低下どころかゼロ化が進んでいる。つみたてNISAに組み入れる投資信託の当初販売手数料はゼロだ。投資信託はだんだん儲からない商品になってきているようだ。そこでフィデリティのように運用助言手数料を収入の柱にしようという動きが出ている。顧客からいくら取るかという手数料体系ではなく、顧客と同じ船に乗って、管理資産残高比例、運用実績比例というような、顧客の利益に乗じた報酬体系に徐々に移行していくのではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.01.10
奈良 正哉
トヨタROE20%
トヨタはROE20%を目標とすると発表した(2024年12月28日日経)。一足早いお年玉だったろう…
-
2025.01.09
奈良 正哉
監査法人PWC中国
少し古いニュースである(24年10月30日日経)。監査法人PWC中国が、苦境に陥った不動産大手恒大…
-
2025.01.08
奈良 正哉
賃上げ継続
経済3団体の幹部はそろって5%以上の継続的賃上げの意向やその必要性を強調していた。5%なら十分に実…
-
2025.01.06
奈良 正哉
日鉄USスティール買収困難
明けましておめでとうございます。 日経新聞の年末年始の最大のトピックは、日鉄によるUSスティールの…