コロナで少しいいこと
コロナによる外出自粛もあって、2020年1-6月期の刑法犯は、街頭犯罪を中心に前年より15%も減少した。最高だった2002年に比べると、およそ5分の1程度だ。一般に経済状況が悪化すると犯罪が増加すると言われている。特に自粛期間中は、犯罪の動機はあってもその機会が失われていたということなのかもしれない。他方、アメリカでは、コロナによる絶望感や孤独感などから、薬物過剰摂取死が激増しているらしい(7月31日テレビ東京モーニングS)。トランプは大統領選の延期を匂わせている。予想されたことだが。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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