オンライン会議で試されるコミュニケーション能力
オンライン会議では、参加者の知性と品性がより明らかになってしまうように思う。発言は、端的に、明瞭にしなくては、他の参加者に伝わりにくい。声の大きさや身振り手振りでは補えない。自分の伝えたいことを論理的に整理して、的確に言葉にする知性が必要だ。また、他の参加者が発言しているときにかぶせて発言しては、両者の発言がともに聞こえなくなってしまう。他の参加者の発言を邪魔しない品性が必要だ。オンライン会議では、真のコミュニケーション能力が試されるようで怖い。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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