【固定資産税】固定資産評価基準上、土地はどのような方法で評価されますか?
土地の評価方法は、地目(田、畑、宅地、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、雑種地)によって異なります。そして、地目は毎年1月1日時点の土地の利用状況によって認定されます。法律上も市町村長は土地の状況を毎年少なくとも1回、実地調査しなければならないと定められています(地方税法408条)。
しかし、実際上、市町村が市町村内の全ての土地について毎年実地調査を行うことは困難です。そのため、例えば、本来は雑種地と認定されるべき土地が宅地として認定されたままといったことが起こります。地目が異なれば評価方法も異なりますので、この場合、土地の評価も誤っているということになります。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 山田重則
関連するコラム
-
2024.10.20
山田 重則
固定資産税実務Q&A
<総論> Q 固定資産税の過大徴収はどの程度起きているか? Q 近年、新聞報道された過大徴収事案には…
-
2024.09.30
山田 重則
Q 近年、新聞報道された過大徴収事案にはどのようなものがあるか?
A 近年、新聞報道された主な過大徴収事案は、下表のとおりです。ここから読み取れることは、①過大徴収は…
-
2024.09.28
山田 重則
Q 固定資産評価審査委員会の決定が誤っていた場合、自治体は賠償責任を負うか?
A 自治体による固定資産の評価額(登録価格)を法的に争うには、まずはその自治体の固定資産評価審査委員…
-
2024.09.28
山田 重則
Q 固定資産の評価額が修正された場合、不動産取得税は還付されるか?
A 不動産取得税の法定納期限から5年以内の場合には、都府県に申入れをすることで不動産取得税も還付され…
山田 重則のコラム
-
2024.10.20
山田 重則
固定資産税実務Q&A
<総論> Q 固定資産税の過大徴収はどの程度起きているか? Q 近年、新聞報道された過大徴収事案には…
-
2024.09.30
山田 重則
Q 近年、新聞報道された過大徴収事案にはどのようなものがあるか?
A 近年、新聞報道された主な過大徴収事案は、下表のとおりです。ここから読み取れることは、①過大徴収は…
-
2024.09.28
山田 重則
Q 固定資産評価審査委員会の決定が誤っていた場合、自治体は賠償責任を負うか?
A 自治体による固定資産の評価額(登録価格)を法的に争うには、まずはその自治体の固定資産評価審査委員…
-
2024.09.28
山田 重則
Q 固定資産の評価額が修正された場合、不動産取得税は還付されるか?
A 不動産取得税の法定納期限から5年以内の場合には、都府県に申入れをすることで不動産取得税も還付され…