コロナとの折り合い方

 コロナの終息シナリオについて、ジャスティン・レスラー ジョンズ・ホプキンズ大准教授の説明が分かりやすい(クーリエジャポン6月号)。コロナは今回の第1波の流行に続き、何回かの流行の波が繰り返すことにより、世界的に感染が広がり、同時に多くの人が免疫を獲得する。これにより以降の感染者数と重篤化は抑えられる。その間ワクチンや治療法も開発され、それによっても重篤化等は緩和される。ただし、現在のインフルエンザのような、普通の病気になるのには10年以上はかかる、というものだ。

 そうはいっても、まさか10年後に日常や経済活動を正常化するわけにはいかない。コロナ前と異なる日常や経済活動によって、コロナと折り合っていくことになるのだろう。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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奈良 正哉

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