痛みの分かち合い
テレワークが叫ばれている中で通勤している人は、仕事の性質上、実質的には顧客の都合や要求に合わせるために、通勤せざるをえないということが多いのだろう。そんな中、一部のゼネコンでは、発注主の同意を得て、建設工事を中断する動きが出てきた。社内にコロナ感染者が発生したことが、直接の原因であったようだ。ただ、顧客の理解が得られれば、通勤や三密を防止できるということだろう。中小飲食店を救うための家賃の繰り延べや免除の動きもあるようだ。一部の人が痛みの全部を引き受けて、他の人は無関係という構図ではなく、組織全員で痛みを分かち合うというメンタリティは、もともと日本人が持っている美徳であるように思う。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.11.21
奈良 正哉
新築マンション価格高騰
10月の新築マンション価格は、首都圏で9,239万円、東京23区に限れば1億2,940万円だそうだ…
-
2024.11.20
奈良 正哉
オワコンメディア
大接戦のはずがトランプ大勝。後半追い上げのはずが斎藤大勝。メディアの偏向報道が非難されている。他方…
-
2024.11.15
奈良 正哉
指名委員会は本物に
法定の他に任意の設置も含めて、指名委員会は機能しているようだ。社長後継者の選定議論を行っている割合…
-
2024.11.14
奈良 正哉
KADOKAWAフリーランスいじめの正当化
フリーランスをいじめても担当者の個人的な利益はない。むしろいやな気持で対応してきたのだろう。「悪い…