居酒屋の曲がり角
居酒屋の来店客数、わけても団体客数が減少し、アルコールを注文する客の割合も低下しているそうだ(「ヒットのクスリ」1月24日日経参照)。筆者が現役のサラリーマンだったころは毎日居酒屋などに飲みに行っていた。もちろんアルコールを飲みに行っていた。居酒屋は、職場の延長として第二のコミュニケーションの場所であり、ストレス発散の場所であった。最近のサラリーマンはそういう場所をどこに求めているのだろう。それともそういう場所はもはや不要になりつつあるということなのだろうか。酒も飲まない、車も要らない。質実な生活態度のようにも見えるが、元気がないようにも見える。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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