つみたてNISAに企業奨励金
8月21日に日経によって、従業員のする「つみたてNISA」に奨励金を出している企業があることを初めて知った。記事は、この奨励金を非課税とするよう金融庁が働きかける、という内容だ。同時に時限措置になっている制度の恒久化も要望するそうだ。人生100年時代、2000万円不足するというリポートが独り歩きして政治問題化されたが、いずれにせよ利殖の必要性は高い。そしてある程度のリスクをとらないと利殖にならないが、個人が利殖に成功するのは、「長期・少額積立・ほったらかし」投資以外にない。すなわち「つみたてNISA」以外にはない。これに企業奨励金が非課税で加われば、この制度を利用しないのは愚か以外の何物でもないと言えよう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.04.07
奈良 正哉
株式投資の理由
株価の暴落が止まらない。今株式投資をする「よすが」は、配当ということになろうか。大手優良企業でも、…
-
2025.04.04
奈良 正哉
アメリカ時代の終わり?
トランプ関税のおかげで世界中の株価が暴落している。アメリカ経済への打撃はもちろん、隣国や欧州から特…
-
2025.04.02
奈良 正哉
旧統一教会に解散命令
先日旧統一教会に解散命令が出た。私が同教会の存在を知ったのは50年も前のことだ。特異な勧誘方法で、…
-
2025.04.01
奈良 正哉
フジHD第三者委員会公表
昨日、フジテレビはゴールデンアワーを使って第三者委員会の調査報告書を公表していた。テレビの好きな人…