ベッドタウンの価値
先週の日経には、「金融人いまどきの働き方」という連続記事で、金融機関に勤める社員の在宅勤務や、避暑地での勤務などが紹介されている。こうした働き場所に関わる変化は、金融機関に限ったことではなく、むしろそれ以外の業種で先行しているのだろう。とすると、都心への毎日の通勤を前提とした、ベッドタウンの価値はどうなるのだろうという疑問が湧く。通勤の必要のない働き方を前提にするなら、環境の良い田舎の方が住みやすいのは当然で、そちらの人気が高まっていくのではないだろうか。ときおり発生する東京への新幹線でのアクセスの良い軽井沢などはもちろん、飛行機でのアクセスの良い南紀白浜なども人気になるのかもしれない。反対に東京近郊のベッドタウンの価値は下がっていくのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.04.07
奈良 正哉
株式投資の理由
株価の暴落が止まらない。今株式投資をする「よすが」は、配当ということになろうか。大手優良企業でも、…
-
2025.04.04
奈良 正哉
アメリカ時代の終わり?
トランプ関税のおかげで世界中の株価が暴落している。アメリカ経済への打撃はもちろん、隣国や欧州から特…
-
2025.04.02
奈良 正哉
旧統一教会に解散命令
先日旧統一教会に解散命令が出た。私が同教会の存在を知ったのは50年も前のことだ。特異な勧誘方法で、…
-
2025.04.01
奈良 正哉
フジHD第三者委員会公表
昨日、フジテレビはゴールデンアワーを使って第三者委員会の調査報告書を公表していた。テレビの好きな人…