リブラの嫌われ方
暗号資産(仮想通貨)については、間欠泉のように時折流出事故が報道されている。そんな中フェイスブックのリブラについては、連日のように報道されている。記事中の通貨当局者のコメントのトーンは、警戒を通り越して憎悪さえ感じるくらいだ。その理由について、7月24日日経「大機小機」は単純明快な説明を加えている。ようするに、リブラの発行高分だけ法定通貨の発行高が減り、その分中央銀行の収益が食われる、というものだ。金融政策がどうだ、マネロンがどうだ、という前に、自分たちの食い扶持が削り取られるという恐怖だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.02.06
奈良 正哉
やっぱり日産
ホンダと日産の統合は破談になった(2月6日日経)。統合に向けてリストラが進まないなら「子会社化」と…
-
2025.02.05
奈良 正哉
一罰百戒が行き過ぎても
最近は選んでフジテレビを見ている。CMはあいかわらずACと番宣だが、番組中のフジ社員の表情は暗くな…
-
2025.02.04
奈良 正哉
「まじか?!」
「まじか?!」ということでトランプ関税にショックを受けて暴落した昨日の東京市場。しかし一夜明けて、関…
-
2025.02.03
奈良 正哉
安定配当重視
安定配当志向は最近始まったわけではない。前から、会社としても減配に対する抵抗感は強かった(1月25…