リブラの嫌われ方
暗号資産(仮想通貨)については、間欠泉のように時折流出事故が報道されている。そんな中フェイスブックのリブラについては、連日のように報道されている。記事中の通貨当局者のコメントのトーンは、警戒を通り越して憎悪さえ感じるくらいだ。その理由について、7月24日日経「大機小機」は単純明快な説明を加えている。ようするに、リブラの発行高分だけ法定通貨の発行高が減り、その分中央銀行の収益が食われる、というものだ。金融政策がどうだ、マネロンがどうだ、という前に、自分たちの食い扶持が削り取られるという恐怖だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.04.07
奈良 正哉
株式投資の理由
株価の暴落が止まらない。今株式投資をする「よすが」は、配当ということになろうか。大手優良企業でも、…
-
2025.04.04
奈良 正哉
アメリカ時代の終わり?
トランプ関税のおかげで世界中の株価が暴落している。アメリカ経済への打撃はもちろん、隣国や欧州から特…
-
2025.04.02
奈良 正哉
旧統一教会に解散命令
先日旧統一教会に解散命令が出た。私が同教会の存在を知ったのは50年も前のことだ。特異な勧誘方法で、…
-
2025.04.01
奈良 正哉
フジHD第三者委員会公表
昨日、フジテレビはゴールデンアワーを使って第三者委員会の調査報告書を公表していた。テレビの好きな人…