日本人は一強多弱が好き?
盛り上がりに欠ける選挙も終わり、予想とおりの結果となった。今朝の民放の報道時間は、選挙より吉本興業のほうが多かったようにも見えた。盛り上がりに欠く選挙、もっと根本的には緊張感を欠く政治状況の責任は、もっぱら野党にあるだろう。与党は派閥一丸となって戦っているのに、「野党」という政党は派閥ごとに分裂して選挙しているかのようだ。衆院で小選挙区制が導入された時の期待は、政権交代の機会を高めて、政治に緊張感を持たせることだった。しかし、結局、日本人は安定を好むようだ。経済が低成長とはいえ安定しているときに、政治も安定していて何が悪い、という感覚なのだろうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.11.21
奈良 正哉
新築マンション価格高騰
10月の新築マンション価格は、首都圏で9,239万円、東京23区に限れば1億2,940万円だそうだ…
-
2024.11.20
奈良 正哉
オワコンメディア
大接戦のはずがトランプ大勝。後半追い上げのはずが斎藤大勝。メディアの偏向報道が非難されている。他方…
-
2024.11.15
奈良 正哉
指名委員会は本物に
法定の他に任意の設置も含めて、指名委員会は機能しているようだ。社長後継者の選定議論を行っている割合…
-
2024.11.14
奈良 正哉
KADOKAWAフリーランスいじめの正当化
フリーランスをいじめても担当者の個人的な利益はない。むしろいやな気持で対応してきたのだろう。「悪い…