空き家は増えても家は建てる
空き家は増え続ける(5月23日、24日日経等)。他方で新築住宅も建てられ続ける。これでは、空き家バンクなど小手先の方法は抜本的な対策にはならないだろう。景気刺激策として住宅の建設は効果が高い。住宅の建設、購入だけでなく、内装、家具、家電までその効果は及ぶ。それを促進するための税制優遇策も長く継続されてきた。こうした過去からの経緯と日本人の新品好きもあって、新築物件の建設は止まらないのだろう。新築戸数に制限を設けたり、空き家減少分だけ新築を認めるといった政策をとらないと、新築を止めることはできないだろう。ただそれも景気面や政治圧力からは難しいのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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