これ以上は迷惑な?日銀のETF買い
日銀のETF(日本株)買いについての警鐘は時々鳴らされる(4月17日日経等参照)。日銀が日本株全体の筆頭株主という事態は誰が見ても異常だ。日銀の中で異論を唱える人はいないのだろうか。日銀の中には株式市場の専門家はいないのだろうか。これまでの買い上がりもあって株式市場は上昇しており、現在の水準に文句のある人は少ないだろう。これ以上相場を押し上げる必要があるのだろうか。むしろETFを通じて日銀が大量保有している株は、いつなんどき経済合理性以外の理由で売られるかもしれないとして、投資家は怖くて買いの手を出せないのではないか。さらに言えば、日銀が筆頭株主として君臨する日本株市場というのは、面妖すぎて海外の投資家は敬遠するのではなないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.03.14
奈良 正哉
石破氏しょぼい
日本のメディアでも、石破氏よりトランプ氏のほうが露出が多い。露出度はともかく、トランプ氏の話題は、…
-
2025.03.13
奈良 正哉
Madman theory
今朝のMS(テレビ東京)では、解説委員がトランプ氏の関税政策を評して、Madman theoryと…
-
2025.03.12
奈良 正哉
株主優待復活
グローバル企業代表であるトヨタを含め「株主優待」制度を新たに始めたり、復活させる会社が多くなってい…
-
2025.03.11
奈良 正哉
テスラ変調
世界中でテスラ車が売れなくなってきているようだ。不買運動まで起きている。テスラ社の株も暴落している…