マンション老朽化の深刻
筆者は十数年前にマンションから戸建てに引っ越しているが、マンションの老朽化が進めば、管理、修繕や建替えに遠からず支障をきたすだろうと思ったことが主な動機だった。それが現在すでに社会問題化し、近い将来さらに深刻な問題になりそうだ(東洋経済今週号参照)。戸建てなら老朽化して空き家化しても潰せば空き地になり、とりあえず現状の固定化ができる。しかし、マンションの場合は個々の住人ができることは専有部分に限られ、抜本的な解決には一棟全体の意思統一が必要でそれはかなり難しい。その間にも老朽化・空室化は進み、一棟丸ごと手当てしないと解決しない問題は悪化の一途を辿り、現状の固定化はできない。どうなるのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.07.19
奈良 正哉
バイデン氏撤退包囲網
バイデン氏撤退包囲網は狭まっているようだ。現在はともかく任期終盤にはとても重職が務まるとは思えない…
-
2024.07.18
奈良 正哉
夏のボーナス
「夏ボーナス3年連続最高」との見出しが本日7月18日の日経トップだ。日経が音頭をとって消費を盛り上…
-
2024.07.17
奈良 正哉
中国GDP4.7%
中国の不動産については大手事業者の支払い停止や事業撤退など悪いニュースに事欠かない。不動産価格も下…
-
2024.07.16
奈良 正哉
地銀政策保有から純投資へ
地銀では保有株式の保有目的区分を、政策投資から純投資に振り替える動きが盛んだそうだ(7月11日日経…