日本に商機を見出すデジタルバンク
メガは海外や市場で稼げるからまだいいが、地銀の苦境は深刻だ。その地銀の経営環境が日本の銀行業務の一般的な経営環境であるといっていいだろう。その日本の経営環境に商機を見出して進出を狙うデジタルバンクがあるようだ(11月16日日経)。ネット専業で徹底的に利用者手数料を下げるビジネスモデルだ。店舗という物理的な重荷を持たないことが強みだろう。逆に言えば、店舗やATMなど物理的な重荷を持っている既存地銀は、新しいビジネスモデルの構築と、古いビジネスモデルに付随する重荷の処理を同時に求められる。ただでさえ多難な環境化、新たな競争相手がやってくる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.12.27
奈良 正哉
所有者不明土地の調査
所有者不明土地の調査を国が代行してくれることになる(12月22日日経)。これで再開発の活性化を見込…
-
2024.12.26
奈良 正哉
スタートアップに中高年転職
スタートアップに転職する中高年が増加している。20代、30代を押さえて、40代以上は2022年に比…
-
2024.12.25
奈良 正哉
香港不動産の苦境
香港の不動産市況は中国本国の余波を受け芳しくない。賃料はピークの半分になっているとのことだ。これで…
-
2024.12.24
奈良 正哉
貸金庫ビジネスの行方
三菱UFJ事件の後、時々貸金庫について聞かれる。ただ支店事務の経験がないのでよく知らないというのが…