ふるさと納税返礼品なしの決意
11月6日日経の「私見卓見」で、栃木県足利市長が、ふるさと納税に関して同市が返礼品競争に加わらないことを宣言している。まさに卓見であり、市長が代わっても方針を貫かれることを期待したい。「私見卓見」では、返礼品として提供された牛肉がその分だけはどこにも納税されることなく、寄附者の胃袋の消えると表現されている。数々の返礼品を見ると中には換金性の高そうなものもあるから、ひょっとすると一部の寄附者は返礼品を換金して、自らのお財布に加えているかもしれない。万一にもこのような事象があると制度として長続きはしない。市長が言われるように寄附者の純粋な思いだけが実現される制度にしたい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.11.21
奈良 正哉
新築マンション価格高騰
10月の新築マンション価格は、首都圏で9,239万円、東京23区に限れば1億2,940万円だそうだ…
-
2024.11.20
奈良 正哉
オワコンメディア
大接戦のはずがトランプ大勝。後半追い上げのはずが斎藤大勝。メディアの偏向報道が非難されている。他方…
-
2024.11.15
奈良 正哉
指名委員会は本物に
法定の他に任意の設置も含めて、指名委員会は機能しているようだ。社長後継者の選定議論を行っている割合…
-
2024.11.14
奈良 正哉
KADOKAWAフリーランスいじめの正当化
フリーランスをいじめても担当者の個人的な利益はない。むしろいやな気持で対応してきたのだろう。「悪い…