返礼品目的ではないふるさと納税
西日本豪雨の被災地に対するふるさと納税が、7月は爆発的に増加しているとの記事がある(8月23日日経夕刊)。その多くが返礼品のない支援であるとのことだ。一般のふるさと納税における寄付者の経済行為としては、少額の手数料で豪華な返礼品を手に入れるものと言っていい。しかしこの記事を見ると、そうではない純粋な支援動機の寄付者もたくさんいることがわかる。従前、例えば米国と比較して日本には寄付文化がない、という言い方をされてきたが、日本にも寄付文化が育ってきている証左なのではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.03.10
奈良 正哉
脱炭素ファッション
脱炭素への取組は経営ポリシーからファッションに格落ちした印象を受ける。ファッションだからまた流行る…
-
2025.03.05
奈良 正哉
曽野綾子さんが亡くなった
曽野綾子さんが亡くなった。自分の書く文章の手本にしていた人だ。美智子上皇后も卒業された聖心女学院の…
-
2025.02.28
奈良 正哉
三井住友銀行年功序列を全廃
三井住友銀行は年功序列を全廃するそうだ(2月28日日経)。経験的にはすでに大手銀行に年功序列はない…
-
2025.02.26
奈良 正哉
融資の担保いまだ不動産95%
融資の担保はいまだ不動産が95%で、08年から増加しているそうだ(2月21日日経)。旧態依然たる融…