一休さんの遺言で困難を乗り越えた その原因は?

  なぜ、一休さんの遺言で、弟子たちは困難を乗り越えられたのでしょうか?

 その根っこに、人間は、どんな困難も乗り越えられる、という真理があります。

「大丈夫」「心配するな」「何とかなる」という言葉に、困難は乗り越えられる、

だから、大丈夫、心配するな、何とかなる、ということが秘められています。

弟子たちが、遺言で「大丈夫、何とかなる」と思えばしめたものです。

そうなれば、次は、「どうしたら困難を乗り越えられるか」を考えられます。

 乗り越えられる策がある、という前提で、乗り越える策を考えるようになるのです。

 そうすれば、色々な対応策が浮かび、その結果、最適の対応策を見つけられます。

その結果、どんな困難でも、思いのほか簡単に乗り越えられるのです。

 つまり、一休さんの遺言は、弟子たちに、お前たちは、人間として、

すばらしい知恵を生み出す力をもっているぞ、と教えてくれたのです。

 人間力についての理解の深さが、人生や経営の難題を解決してくれるのです。 

 これを、一休さんの遺言から学ぶことができます。

 

鳥飼総合法律事務所 鳥飼重和

投稿者等

鳥飼 重和

鳥飼 重和のコラム

一覧へ