地銀のピンチ 10
今朝の日経に静岡銀行とみずほFGの提携記事が掲載されている。記事にあるように静岡銀行は三菱UFJ系列であり、大概の地銀はこれまでまずは系列メガとの連携をしてきたから、この組み合わせは異例ともいえる。さらに静岡銀行は県下の地銀であるスルガ銀行と対照的に、「お堅い・保守的」なイメージが先行していたから、真先に系列を超えた提携を敢行することには驚きがある。それだけ地銀の危機感は高いということか。ただ、メガと組むことでどういうメリットがあるのかは難しい問だ。メニューとしては記事にある通りであると思われるが、具体的な果実を収穫するためには結構な工夫が必要でありそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.02.21
奈良 正哉
取締役高齢化
他人のことは言えないが、取締役は高齢化しているそうだ(2月20日日経)。主な理由は、社外取締役への…
-
2025.02.20
奈良 正哉
認知症でも証券投資
認知症になっても、親族が代理人になって証券投資(新規購入)が続けられるようにするそうだ(2月20日…
-
2025.02.19
奈良 正哉
中国人がやってくる
「ニッポン華僑100万人時代」と称して日経はカラー写真付き全面特集記事を掲載している(2月19日か…
-
2025.02.18
奈良 正哉
遺産国庫帰属10年で3倍
相続する人がいなくて、結局国庫に帰属した遺産は10年間で3倍、1,000億円超になったそうだ(2月…