IR法制 2
IR法案は、2000円を軸に入場料を巡って議論されているようだ。高くすれば入場者数が制限され、安くすれば(無料にすれば)入場者数が増えるという図式である。だから、入場料を高く設定しようという論者は、なるべくカジノに人が来ないようにしようということを主張していることになる。ギャンブル依存症の未然防止ということだろう。そもそもカジノは、IR施設全体の集客エンジンとして設置される施設であろう。そこになるべく人が来ないようにしようというのはどういうことか。依存症対策の美名のもとに角を矯めて牛を殺すことにならないか心配である。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.04.25
奈良 正哉
BYDが軽に進出
中国のEVメーカーBYDは日本市場開拓のため、軽自動車に参入するそうだ(4月22日日経)。いい狙い…
-
2025.04.24
奈良 正哉
ローマ教皇死去
ローマ教皇が亡くなった。世界各地で哀悼が捧げられた。国連事務総長も哀悼の意を表明した。これらのニュ…
-
2025.04.23
奈良 正哉
北尾さん
アクティビスト ダルトンのフジテレビへの取締役選任提案の目玉として、SBIの北尾さんが入っている。…
-
2025.04.22
奈良 正哉
リアルキングの勝ち
体調を崩して、仕事もコラムも休んでいた。短文を書くくらいには復調したのでまた書いてみる。 米中関…