地銀のピンチ 6
今朝の日経新聞に、地銀が本業以外のリース、証券、信託等へ業務の拡大を図っているとの記事がある。リースや証券は伝統的な業務であるが、地銀にとって信託への参入は新しい。ただ、信託は儲からない。わずかな信託報酬で広範かつ専門的な事務を要求される。信託受託者が信託報酬以外の収益をあげることを忠実義務違反と指摘する学者もいる。信託にせよ証券にせよ、顧客へのトータルなコンサルティングの出口にすぎない。だから収益の源泉はコンサルティングにある。そのためには行員の専門性を高めることも必要だが、外部の弁護士や会計士等の専門職との連携も欠かせない。特に地方では専門職の数も少ないから、品質の高いサービスを提供できる専門職の囲い込みを急ぐ必要があるかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.04.04
奈良 正哉
アメリカ時代の終わり?
トランプ関税のおかげで世界中の株価が暴落している。アメリカ経済への打撃はもちろん、隣国や欧州から特…
-
2025.04.02
奈良 正哉
旧統一教会に解散命令
先日旧統一教会に解散命令が出た。私が同教会の存在を知ったのは50年も前のことだ。特異な勧誘方法で、…
-
2025.04.01
奈良 正哉
フジHD第三者委員会公表
昨日、フジテレビはゴールデンアワーを使って第三者委員会の調査報告書を公表していた。テレビの好きな人…
-
2025.03.31
奈良 正哉
本屋さんがなくなる
周りでも本屋さんが減ってきた印象だ。今では4分の1の市町村で本屋さんがないそうだ(3月31日日経)…