固定資産税の過大徴収のリスクと評価の適法性判断の視点

中央経済社「税務弘報」（2024年8月号）に「固定資産税の過大徴収のリスクと評価の適法性判断の視点」を寄稿いたしました。

見出しは下記のとおりです。

１　固定資産税にはどのようなリスクがあるか？

　(1)　頻発する固定資産税の過大徴収

　(2)　新聞報道から読み取れる過大徴収の3つのリスク

　　①　納税者が指摘しない限り過大徴収は止まらない

　　②　過大徴収された税金が全額返ってくるとは限らない

　　③　家屋の過大徴収は長期間に及ぶ

２　価格が誤っているといえるのはどのような場合か？

　(1)　判断枠組み

　(2)　自治体の内規

３　評価基準はどのような評価方法を採用しているか？

　(1)　土地

　(2)　家屋

４　内規との関係で自治体の価格決定が違法となるのはどのような場合か？

　(1)　自治体が本来、内規を適用すべきところ、その適用をしなかった場合

　(2)　自治体の定める内規が評価基準に反している場合

　(3)　自治体が内規を形式的に適用し、考慮すべき事情を考慮しなかった場合

５　最後に